世の中の大多数の人はお金を沢山稼がないと幸せを得られないと思っていませんか?
実は多くお金を得る事と、幸せは全く関係がありません。
- 本当の幸せを得られる手順が判ります
お金や地位は幸せとは無関係
幸せとは人と比較して優越感を感じたり、他者よりも多くを得ることではありません。
人によっては達成感を得られるかもしれませんが、テレビゲームのように、一時的な満足感を得られるだけです。
なぜなら、上には上が、多く持つ者は数限りなく存在するからです。
つまり、いくら多くを得ても、頂点に君臨できたとしても、上限がないのです。
回し車のネズミと同じで、進歩がありません。
もし、仮に、他者と比較して、自分のほうが優れていることが本当の幸せだったとしましょう。
無限ともいえるほどの大きな宇宙には、自分よりも優れた存在はいくらでもいるので、そのことが判明した時点で、劣等感を感じてしまい、自信がなくなります。
例えば、小学校のように自分以外にライバルが100人ぐらいしかいなければ、努力次第で一番になれるかもしれませんが、小学校から範囲を広げてしまうと、途端に達成不可能になります。
このように他者と比較して、優越感を得るのは一時的であり、不毛なことなのです。
もし、ゲームに勝つことこそが、心から”幸せ”だと言っている人がいたのなら、精神病院に行くことをすすめましょう。
お金はツール(交換券)なので、貯めても幸せとは無関係
お金を沢山貯めることが幸せだと勘違いしている人は多いのではないでしょうか。
お金は何か価値のあるモノと交換するための道具です。
なので、沢山貯めるだけでは絶対に幸せにはなれません。
お金が無いと不安になるので、沢山貯めているだけなのではないですか?
その沢山貯めたお金はいつ使う予定ですか?
老後に必要だと本気で考えている人は、不安を解消したいだけです。
不安が無くなる事と、幸せはまったく関係ありません。
お金という概念すらない世界もあるし、地球でも人間以外はお金を使いません。
お金が存在しない世界の人は全員が不幸だということになるのでしょうか?
むしろ、お金が存在することで、返って不安を作り出しているとも言えます。
なので、お金と幸せは全く関係ありません。
地位や身分もお金と同じ
地位や身分もお金と同じで、幸せとは無関係です。
大統領や社長が絶対に幸せだとは限りません。
もし、地位や身分が上なほど、幸せを感じることができるなら、頂点にいる人以外は全員幸せにはなれないということです。
ですが、実際はそんなことはあり得ない訳です。
むしろ、高い地位や役職の人ほうが大変ではないでしょうか。
他者と比較するのは不幸の始まり
他者よりも優れているというのは、比較対象があってはじめて成立します。
人よりも優れている、人よりも強い、人よりも綺麗、人よりも賢い等はすべて、優越感を満たすだけで、幸せとは全く関係ありません。
そもそも、優越感を感じたいということ自体が自分は不幸だという何よりの証拠です。
なぜなら、人と比較して優れている点を探している時点で、自分自身が満たされていない、ということになるからです。つまり余裕が無い状態です。
自分を大切にし、自分を愛することが出来ている人は、他人と比較して優越感を感じる必要がないからです。
本当の幸せを得るには優先順位がある
本当の幸せを得るには、順番があります。
- 自分を大切にして幸せにする・自己愛を育む
- ①によって自分に余裕が出来るので、他者に貢献できる余裕が生まれる
- 自分が得意で苦にならないことを実践する
- ③によって他者に感謝される→これが本当の幸せ
もし、上の順番を守らないと、逆に自分が不幸になってしまいます。
①によってエネルギーが満ちた状態にしないと、他者に与える余裕がなくなるからです。
まとめ
自分の得意で苦にならないことで他者に貢献し、他者を幸せにすることで、自分も幸せを得ることができます。
最重要ポイントは、自分に余裕が無い状態で他者を幸せにはできないことです。
つまり、自分自身に余裕がある状態でしか、他者を幸せにすることは不可能だということです。
なぜなら、自分がエネルギーで満たされていない状態で、人にエネルギーを与えてしまうと、自分がエネルギー不足になるからです。
なので、先ずは自分を大切にして自己愛を高めて、十分に満たされた状態でしか、人に与えたり、人を幸せにすることは絶対に不可能なのです。
もし、先に他者に与えて、それから自分が幸せを得られると言っている人がいる場合は、その人が無知、または意図的に虚偽情報を流しているかのどちらかです。またはその両方です。
- 自分が幸せじゃないと相手を幸せにはできない
- 本当の幸せは物質ではない
- 本当の幸せとは感じるモノ