本当の自分ってなんだろう?
ウソの自分が存在する?
今の自分が本当の自分だと思うことは世間の常識ではないでしょうか。
ですが実際は違うようです。
この記事ではその疑問に回答します。
- 自我は本当の自分ではない
- 本当の自分は意識
- 思考は自分ではない
本当の自分とは
本当の自分は意識です。
頭の中で言語を使って思考しているのは本当の自分ではありません。
思考は別名エゴや自我と呼ばれています。
もちろん、地球上で生きていくうえでは自我や思考は必要です。
ですが、その自我や思考を本当の自分と錯覚してしまっているのがポイントです。
詳細は後述しています。
本当の自分とは、思考や自我があると認識しているその意識存在が自分なのです。
つまり、もう一つ上の次元で俯瞰(全体を眺めて)して自我や思考を観察しているのが意識である本当の自分です。
本当の自分のしくみ
本当の自分の仕組みは次のように多重構造になっています
- :肉体
- :思考
- :自我
- :魂
- :意識
これは人間だけではなく他の自然界の生命や物質、宇宙も同じ多重構造になっています。
肉体が自分だと思ってしまうのは錯覚です。自分以外の他人が肉体に見えるから自分も肉体なのだと思っているのです。
自分は階層構造になっている
自分は変えられる?
もちろん自分は変えられます。
自分の意識次第でいくらでも望む自分に変えることができます。
ネガティブな生き方もポジティブな生き方も自分の意識次第でいくらでも変えられます。
現在の年齢や条件に一切関係なく直ぐにでも自分の意識を変えることはできます。
意識が変わると周りの環境も自ずと変わります。
ポジティブな意識に変化すると外の世界はポジティブな世界になります。
本当の自分の意味
意識進化には様々な体験が必要なので、
いろんな自我や思考を通して現実世界を生きることで自分自身を進化させています。
そのためにも、自我や思考は必要です。
自我や思考がないと本当の自分である意識は進化できないからです。
つまり、意識だけだと、他の意識と差がなく、すべてが自分だと感じてしまうので、地球上で他者を交えた体験ができないし、そこから感情を得ることもできません。
仮の自分である自我を意図的に創ることで、本当の自分の代わりに自我を使って地球上で体験しているのです
本当の自分 まとめ
本当の自分は思考でもなければ自我でもありません。
思考や自我自体を認識して出来事を体験している意識が本当の自分です。
自我や思考は本当の自分ではないと理解できた場合、どういった可能性が広がるのでしょうか?
それは、自我や思考は後から造られたものなので、いくらでも自分の望むように造りかえることが可能だということに”気づく”ことです。
私たちの本当の自分である意識は、価値観や先入観を作り出している自我(エゴ)には影響されません。
自我(エゴ)が映写機だとすれば、本当の自分である意識は自我(エゴ)が映し出した映像を上映している映画館の館長のような存在です。
自分は様々な体験ができる映画が上映されている映画館の館長なので、自分が体験したいスクリーンに移動して映像を見れるのです。
自分が心地よく感じてワクワクする体験がしたいなら、そういった映画が上映されているスクリーンに移動して、楽しむだけです。
怖いのが苦手なのに、わざわざホラー映画を観る人はいないはずです。
同じように、バイオレンス映画が苦手なのに暴力描写の多いスクリーンにわざわざ移動して映像を見る必要はありません。
我慢しないで、自分の望む映画を見ることができるのです。
なので、この記事を見ている人は、自分の望む世界に生きれることに気づいた人です。
このことに気づくタイミングは人それぞれ違うようです。
それこそ”自分の現実は自分次第”というのはこのことを言っています。
昔は気づかないで死んでいく人も多かったと思います。
でも、今は気づいた人から、自由な生き方を選択して実践できる時代です。
自由自在の意識存在が本当の自分です。